サービス

女性リーダー育成支援

女性リーダー育成支援とは、管理職適性のある女性を適切に管理職候補として選抜し、管理職としての基礎スキル・知識の習得と、管理職キャリアの心理的受容を促すことを目的とする支援を指す。


1



女性リーダー育成支援の背景

女性の管理職登用は、企業が女性活躍支援を推進する上で会社の姿勢を社員に伝えるためにも、組織に与えるインパクトの強さからも、重要な取り組みです。一方で、実際の女性の経営幹部や管理職への登用の実態は、依然として低調です。労働政策研究・研修機構の調査によると、日本における女性管理職の割合は11.1%、米国の43.7%や英国の34.2%と比べて低いレベルにとどまっており、帝国データバンクの2014年の調査でも8割以上の企業で女性管理職が10%未満となっており、女性管理職が1人もいないという企業が過半数を超えています。

この原因は、大きく3点あると考えます。


  • 社内に女性が管理職になることを快く思わない風土がある
  • 管理職になるのにふさわしい知識や経験を身につけた女性管理職候補者が少ない
  • 管理職になりたいという希望を持つ女性管理職候補者が少ない

特に3については、当社が2014年に大企業のビジネスパーソン1,600人に対して実施した調査においても、まだ管理職になっていない社員に対して「将来、管理職になりたい」かどうかを尋ねたところ、男性の26.0%が肯定回答だったのに対し、女性の肯定回答は18.7%に留まり、否定回答は49.0%にのぼりました。(調査結果のサマリーはこちらからご覧いただけます)


2

管理職に対する魅力を十分に訴求できていない、管理職になる上での適切なキャリア機会を提供できていない等、企業において女性社員が管理職になろうという意欲を高められていない実態が浮き彫りになっています。

女性リーダー育成支援の機能とメリット

クレイア・コンサルティングが提案する女性リーダー育成支援は、女性管理職候補者の「管理職として必要な基礎スキル・知識の習得」と「管理職キャリアの心理的受容」の2つの機能を有しています。

1.管理職として必要な基礎スキル・知識の習得

(1)チーム・コントロール

管理職には自分の仕事をうまく遂行するだけではなく、チームに仕事をうまく「させる」必要があります。プレイヤー(一般社員)として優秀だった人ほど、個人のスキルを磨き、自分の仕事で結果を出すことにこだわり、管理職としての本来の「人を動かす」ためのスキルの習得がおろそかになる傾向にあります。計画とコントロール、動機付け、コーチング、(他者の仕事に対する)評価・フィードバックといったスキルを学び、チームをコントロールする力を身につけていただきます。

(2)ビジネス基盤スキル

管理職には日々の業務だけでなく、業務品質や競争優位性を中長期的に高めていくための課題を見つけ出し、解決することが求められます。そのためにはこれまで培ってきた専門性に加え、幅広い視点や思考のツールを身につけることで、物事の本質を大局的に捉え、それに対する打ち手を構築する必要があります。戦略的思考の訓練やビジネスモデル、財務・マーケティングなどの知識の習得を通じて、ビジネスで課題解決を行う上での、基盤スキルを身につけていただきます。

(3)リーダーシップ

管理職にはいかなる状況においても適切なリーダーシップを発揮し、チームを導く必要があります。一方で、ビジネスの状況やメンバーの習熟度合い等、状況が異なれば、効果的なリーダーシップスタイルも変容します。

自分の得意なリーダーシップスタイルと不得意なリーダーシップスタイルを自覚するとともに、どのような状況においてどのようなリーダーシップスタイルが効果的かを認識することで、状況によって異なるリーダーシップスタイルを選択し、発揮する力を身につけていただきます。

3

2.管理職キャリアの心理的受容

トレーニングを通じて、受講者に管理職としての仕事のやりがいや面白さを認識させることで、「自分も管理職になってみたい」という、自身の管理職キャリア志向の強化を促します。また、トレーニングを通じて、受講者に自分の管理職として強みを再認識させることで、「自分にも管理職の仕事ができそうだ」という、自身の管理職キャリア適性の自認を促します。これら2つの側面からの受講者の心理的変化により、受講者の管理職キャリアの心理的受容を醸成します。


4

クレイア・コンサルティングが提供する女性リーダー育成支援の特徴

1.クライアントの状況に応じたソリューションの構築

一言に「女性リーダー育成支援」と言っても、会社によってその状況は大きく異なります。候補者の適切な絞り込みや、一般職から総合職への意識の転換促進、初級管理職登用後の昇格や昇進等、企業が抱えている課題は多岐に亘ります。また、そもそも人事制度をはじめとする会社の仕組みが女性リーダー輩出の障害になっている場合も少なくありません。

クレイア・コンサルティングでは単発でのアセスメントやトレーニングの実施にとどまらず、クライアントごとに異なる課題に真に寄り添い、ソリューションを構築することで、女性リーダーの育成を支援します。


5

※画像をクリックすると大きな画像をご覧いただけます。


2.豊富な支援実績に基づく診断ツールの提供

クレイア・コンサルティングは多種多様な業種や規模の企業における女性リーダー育成支援の実績を有しています。これまでの実績により培われた一般的な女性リーダーの特徴についての知見や、女性リーダーの現状を診断するために設計された弊社独自のツールを活用することで、会社の現在の状況とあるべき姿のギャップを整理し、最適なソリューションの構築につなげます。

3.現役コンサルタントによるファシリテーション

トレーニングの講師は当社コンサルタントが担当します。当社コンサルタントは、実際のクライアントが抱える組織・人事課題の解決を数多く経験しています。したがって、トレーニングでは単にスキル・知識の伝達で終わることなく、女性管理職が職場で実際に直面する問題やその対策を具体的に紹介していくことが可能です。

また、個別の演習においても、受講者の自発的な参加や議論の活性化を促すことが可能になるようファシリテーションを行い、受講者の意識向上や知識・スキルの定着化を図っていきます。

4.トレーニング実施後のアドバイザリー

トレーニング実施後、講師がトレーニングの結果を踏まえ、フォローアップ施策や今後の能力開発施策について、クライアントにアドバイザリーを行います。クライアントが抱える組織・人事課題の解決に実務の最前線で携わってきたコンサルタントが、トレーニング時点での課題に対して実態に即した提言を行うとともに、今後発生することが想定される課題についてもあらかじめ共有します。これにより、次期以降のさらなる女性リーダー育成につなげるとともに、一過性でない、連続性のある取り組みを実現します。

女性リーダー育成支援を導入する際の流れ

1.コンセプト設計

自社の女性管理職の人材要件・あるべき姿と、現状の課題を整理します。その上で課題解決に向けた優先順位を確認します。そして女性管理職の候補者選抜基準・育成トレーニングの実施におけるコンセプトを設定します。

1-1.現状把握

女性リーダーに求められる人材要件を姿勢・能力・求められる成果などから定義します。

1-2.現状把握

対象となる階層が、現在の業務において直面している課題を想定し整理を行い、優先的に対処すべき課題を確認します。

2.基本設計

コンセプトに基づいて女性管理職候補者の選抜基準および育成トレーニングの設計を行います。まず、コンセプトを実現するためのアセスメントツールやトレーニングプログラムの構造を検討します。そして最適な学習効果をはかるために、カリキュラム(教育手法等)を具体化します。

2-1.アセスメントツールに基づく選抜基準の設計

求められる人材要件を満たしているかどうかを、管理職登用用のアセスメントツールにより診断します。求められる人材要件に応じて診断基準を設計することでより適切な候補人材の絞り込みを実現します。


service_assessment_snr1
2-2.トレーニングの要件設計

育成課題を解決するためにトレーニングに求められる要件を検討します。

2-3.カリキュラム設計

トレーニングを各単元に分け、下記を明確化します。

(1)ねらい
(2)所要時間
(3)理解すべき知識、習得すべきスキル
(4)進行イメージ
(5)事前学習・事後学習の有無

3.コンテンツ開発

トレーニングプログラム別の具体的な実施手順とツールを開発します。

  • 事前課題・事後課題シート
  • 自社のビジネスを想定したケース
  • 行動計画策定シート
  • 進行イメージ
  • 自己変革書ワークシート

※将来の内製化に備え、自社トレーナー向けの指導要領を開発する場合もあります。

4.トレーニングの実施準備

コンテンツの完成と併せて、実施に向けた準備に入ります。業務都合を踏まえてベストなタイミングや日取りを決め、制約条件を踏まえながら必要備品や会場レイアウトを確定していきます。

4-1.実施スケジュール調整・参加者調整

(1)自社の業務都合を踏まえて日程調整を行います。
(2)階層や部門などの対象者の属性について、最適な編成を提案します。

4-2.備品準備・持参物準備

(1)ホワイトボードやプロジェクターなどの必要備品を共有します。
(2)年度の目標シートなど、必要に応じて持参物を共有します。
(3)学習効果の最大化を目指した会場レイアウト案を提供します。

当ページ内容についてのお問い合わせ

当ページの内容に関するご質問、資料のご請求、詳しい説明のご依頼等に関してましては、以下のリンクより
お電話、メールもしくは問い合わせフォームより、お気軽にご連絡をお願いいたします。