キャリア開発は、組織(企業)や個人どちらか一方のみが行うのではなく、双方が協同して行うべきであるという考え方。
組織は「そこで働く人の意思や希望を組織の戦略といかに調和させていくか」という視点で、個人は「組織の中でいかに主体的に自身の働き方をデザインしていくか」という視点でキャリア開発を行う必要がある。
キャリア開発のために組織ができる施策として、社員にキャリアの大枠を示すことや社員の意思や希望を尊重した人材配置(社内公募制や社内FA制度)をすることなどが挙げられる。
一方個人では、キャリアに関する理論(キャリア・アンカーやキャリア・サバイバル、プランド・ハップンスタンスなど)に基づき、自身の価値観を大切にしながら環境に適応する方法を検討したり、キャリアが好転する出来事を発生させる確率を高めるように努力することが挙げられる。
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