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生津(コンサルタント)

多方面での学びや気付きをもとに、新たなソリューションを提供したい❞

生津
生津 大知 コンサルタント

慶應義塾大学経済学部卒業。
2020年に新卒でクレイア・コンサルティングに参画。

クレイア・コンサルティングに参画したきっかけは?

「成果をあげる組織とはどのようなものか」を追究したいと考えたことが一番のきっかけです。原点として、学生時代に所属していた準硬式野球部での経験があります。

部活動をつうじて、組織における「ヒト」のモチベーションを高めつつ、組織としての力を向上させることの重要性と難しさを実感しました。所属していた準硬式野球部は部員が100人を超える組織でありながら、リーグ戦にコンスタントに出場するのは1割程度で、ベンチ入りできる部員も3割ほどです。試合から遠ざかる選手も少なくないなかで、どのように彼らのモチベーションを保ち、またチームとして一丸となって戦えるかという課題がつねにありました。とくに私の代は、多くの選手が下級生のときからチームの主力として活躍していたため、優勝を確信していたものの、Bクラスに沈みました。この経験から、組織として成果をあげるにはどうすればよいかを追究したいと強く感じました。

また学生スポーツなので毎年主将が代わるうえに、大学2年の秋に監督も代わったため、トップによる組織の変化を身をもって体感することができました。その統治形態の変遷がポリュビオスの政体循環史観と類似していたことから、感覚論的に語られることの多いリーダーシップや組織の形態についてより深く学ぶ必要があるのではないかと感じました。また、人間が「ポリス的動物」である以上、何らかの組織に所属しながら生きていくため、組織について知ることが今後の人生に生きるという確信から、入社を決意しました。

入社して予想通りだったこと、予想を裏切られたことは?

予想通りだったことは、クレイアのメンバー全員の高いプロフェッショナリズムです。プロ意識の高い社員が多いように感じたことが入社の決め手の一つでした。大学時代に部活動に励んできた私と親和性があるのではないかと考えたのです。クレイアは、当たり前の基準が高いと思います。人間が環境の動物である以上、何を基準として時間を過ごすかは非常に重要です。クレイアには自らを成長させる環境があると感じます。

予想を裏切られたことは、クライアントとの会議において入社直後から発言の機会を与えられたことです。初めてのミーティングから、自分が作ったスライドを説明する機会を頂きました。時にはうまくいかないこともあるものの、それも受けいれながらプロジェクトを進めたり、マネジメントしたりしてくださる懐の深い上司がクレイアにはいます。クライアントへの価値提供を前提としながらも、コンサルタントの育成もつねに考えてくださっていることに感謝しながら業務に勤しんでいます。

入社して壁にぶち当たった経験、その壁を乗り越えた経験は?

とくに印象的な経験は、初めての人事制度改定のプロジェクトで、クライアントの真の課題や目的を考えずに、手法の検討にばかり走ってしまったことです。

初めての経験で右も左もわからず、手当たりしだいに参考になりそうな事例を集めながら、有用なものがないかを調べていました。それに対して、上司から「なぜその制度を選択するのか、どうしてそれがクライアントにとってベストだと言えるのか」というフィードバックを頂いたときに、クライアントの事情をまったく考えられていない自分に気づかされました。「我々は単なる人事屋ではなく、経営課題を解決するコンサルタントである」と上司はよく語ってくれます。当然一朝一夕にはいかないものの、高い視座を持つことを忘れずに日々研鑽を重ねています。

今後どのようなキャリアを積んでいきたいですか?

組織・人事という領域をつうじて、クライアントの経営課題や日本の社会問題の解決に寄与できる存在になりたいと考えています。

クレイアの仕事の多くは人事に関連するものです。しかし、その背景としてクライアントの経営課題や、ときには社会問題の一部がかかわる場合もあります。
また、コンサルタントであるからこそ、世の中を俯瞰することが可能(であり、また必要)です。

社会人のほとんどが労働者として人生の多くの時間を労働に費やしているなかで、雇用や労働に関する社会問題は山積みです。
民間の一企業の一個人ができることは当然限られているため、微々たるものではあるものの、多方面での学びを生かしながら一石を投じる存在になりたいと考えます。

応募する学生に期待することは?

良い意味で型にはまらず、自分なりの発想や創造性を大切にすることです。

クレイアのビジネスはパッケージ化されたものをたくさん売ることではなく、クライアントにとって最適なソリューションを提供することに価値があります。
当然初めはクレイアのコンサルタントとしての型を身に付けることが必要であるものの、それにとどまらず自分なりの価値を生みだすことが重要です。

クレイアにはさまざまなバックグラウンドを持つ社員が在籍しています。各自の経験や興味を考慮しながら、主体性を重んじる組織です。
組織・人事の領域にとどまらず、他の分野と掛け合わせたときに、新しい価値が生まれます。
自身の力を伸ばしたい、仕事において自分なりの価値を出したいとお考えの学生と、ともに仕事をしたいと思います。